鶴見岳〜北谷〜(1374.5m) |
【メンバ-】 CL:S水、T松、T治、Mt田、M山、K島 【山行記録】 ・1月9日(土) 鶴見岳ロープウェイ下治山工事用道路入口7:00集合〜7:40発〜8:40北谷(境川水系 別名滝谷!?)入渓〜14:30頃樹林帯突入〜16:20鶴見岳山頂〜18:50下山 【コメント】M山 とにかく楽しかったです。またお願いします。 【コメント】T治 寒波がくる、大雪に注意!! 近年あまり聞かなかった言葉だ。年末から大雪への警戒態勢がでていたので、関係者は仕事大変だろうなと思いつつ、積雪への喜びの方が圧倒的に大きかった。そんな中S水さんから年明け最初の3連休初日に北谷or由布岳大崩れのお誘いがあり、非常に楽しみだった。由布岳大崩れは手元の図面では5ルートほどあるが、熊本地震後かなり厳しくなっているという話をチラホラ聞いていたので、行けるのかなと不安が頭をよぎった。結果、積雪状況から北谷と決定された。 昔から崩壊が著しい鶴見岳の境川。北谷の取り付き地点まで工事用道路を利用し、近年増改築されたであろう堰堤から取り付く。向かって左手から堰堤を巻くが、積雪と急傾斜でアイゼンなしでは中々歩が進まない。途中アイゼン装着後からはスルスルっと堰堤上流側の沢へと入る。上流にむけて進むと、左手に壁が出てくる。過去の記録では右手を巻いているが、今回はS水さんT松さんコンビが登攀を試みる。氷はなく手がかりが少ない岩壁で、全員が登るのは困難なため直登はあきらめ右手へと進むも、こちらも中々苦戦。この時、S水さんの携帯電話が鳴り、諸事情により急遽一人下山することに!!。ここからT松さんをCLとして、再出発。T松さんもT治も過去の記憶があいまいで、途中の分岐で沢を間違えることもあった(すぐに気付いて軌道修正)。沢の中は熊本地震!?により崩壊したであろう土石がたまっており、以前とは様子が違う。雪は湿っておらず、沢の中も前回に比べ積雪が少ないように感じた。そんなこんなで鶴見岳山頂直下に近づき、樹林帯へと突入。今回ここが個人的に非常に長く感じたところ。とにかくピッケルのピックとアイゼンの前爪を効かせて斜面を攀じっていく。手がかりがないところも多く、傾斜はきつく、そして時間も長かった。ようやく樹林帯を約2時間かけて脱出。山頂横のNHKの固定局に突き上げ、無事山頂へ。この時凍りついた手袋を取り替えておけば、あんなことにならなかったのにと後で後悔。集合写真撮影後、ロープウェイで下るのかと思いきや、徒歩で登山口まで。T松さんはさっそうと走り下り、すぐに視界から消えてしまう。アイゼンが邪魔で下りは何度か転んでしまうことも。早くはずせばよかったと思いながら、火男火女神社までは我慢する。ロープウェイ建屋付近で、昔会員が結婚記念に銀杏の木を植えたんだけどと銀杏の木を探しているT松さん。葉がないと素人には中々見分けがつきません。車に戻ると、S水さんの車に乗せていただろうT松さんの荷物が、Mt田車のサイドミラーにぶら下がっていた。 久しぶりに北谷に行けて楽しかったです。今回は楽しさだけではなかったけれど、やっぱり冬の醍醐味ですよね!! 近いうちに、近隣のサクラ谷、地獄谷にも足を運びたいです。皆さん行ってみましょう!! ※2012.2月号の岳人の記事(大分緑山岳会のA東氏寄稿)には、鶴見岳の紹介をしており、その中で冬場の登攀対象は、サクラ谷、滝谷、地獄谷の3つを列記している。豊嶺会でいう北谷は、この中の滝谷にあたるのではなかろうか、、、。名前も似てるし、、、。 |
【ルート・山行写真】 |
ルート図 |
本日のCL(途中まで)を先頭に、いざ出発。 |
青空と白銀のコントラストが美しい。 |
朝日と雪もまた美し。 |
別府市を一望。 |
北谷(滝谷!?)の取り付きから、本日のゴール山頂のTV塔。堰堤は満砂状態。 |
堰堤脇の工事用道路を上に。 |
堰堤を巻いていくと、思わぬ傾斜に四苦八苦。 ノーアイゼン、ノーピッケルでは厳しい状況。 |
木を拠り所にとにかく上へ。 |
S水さんの腰まで雪が。ところどころ深い。 |
堰堤を巻いたのち、徐々に高度を上げる。 |
岩壁に到着。「前登ったことがある。とりあえずいくでぇ〜。」 |
横から。登れそうに見えるが、氷はなく、手がかりもない。 |
途中まで進むも、この後のことを考え撤収 (この2人だけなら登っていたと思われる)。 |
先程の岩壁を右手から巻いていた途中、 S水さんの携帯が突如鳴り帰還命令(急遽戦線離脱)。一人下山する絵。 |
残されたT松さん以外の4名。T松さんはルート工作中。 |
トップをT松さんが行き、どんどん高度を上げていく。 |
A会長ばりの自撮り...と思いきやphoto by M山? |
トラバース箇所にてザイルで(気持ち)確保。 |
ひたすら登ります。岩がかなりみえているので、積雪は少ない!? |
一度ルートを誤った分岐。(壁に沿って)左手に直上するのが正解。右手に行きました。 この後ある程度登った後、間違いに気づき下降します。 |
樹林帯に突入。結構長い。こんなに長かったっけ?? |
16時過ぎに鶴見岳山頂へ到着。 |
まつ毛が氷った人。 |
髪が氷った人。 |
一番元気!?な人。 この後登山口までの下りではスピードが速過ぎて、他4名を置いてきぼりにする。 |
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