島の山旅シリ-ズ

薩摩黒島の山旅

    令和2年3月20日(金)~22日(日) 黒島(鹿児島県):櫓岳

 【メンバ-】 O田k、A田、A部、Y本i、Y田m

 【行  程】
  3月20日(金) 杵築=大分(浅田邸)(4:15)=鹿児島港(8:30)(9:30)~~黒島片泊港(15:35)
                  民宿さら泊 

  3月21日(土) 民宿(7:40)・・林道中里線分岐(8:40)・・片泊登山口(9:23-42)・・
         カブリ岳分岐(9:57)・・カブリ岳(10:05-13)・・ガムコ山(10:37-45)・・横岳山(11:05)
                  ・・櫓岳分岐(11:25)・・櫓岳(11:42-58)・・大里登山口(12:50-55)・(林道黒島中央線)・
                  県道分岐(14:00-05)・・民宿(14:20)
         片泊港(15:50)~~鹿児島港(19:50)=鹿児島市内泊

  3月22日(日) 鹿児島市==鹿児島北IC==熊本空港IC==阿蘇外輪山==大分解散
                  
  【コメント】
(O田k)
日本の島の名峰と言えば標高の高い順に、世界遺産の屋久島宮之浦岳(1936m)を筆頭に利尻島の利尻山(1721m)まずこの2島。3番目はご存知でしょうか?。新潟県佐渡島の金北山(1172m)です。4番目南硫黄島(916m)5番目八丈島・八丈富士(851m)6番目御蔵島・御岳(851m)7番目小豆島・星ヶ城山(816m)8番目北硫黄島・榊ヶ峰(792m)9番目三宅島・雄山(775m)10番目大島・三原山(758m)。4番目以降7番目小豆島・星ヶ城を除いた6山は東京都の伊豆諸島です。お気づきかと思いますが全て火山島です。これ以外にも北方4島の国後島に爺爺岳(1822m)択捉島に散布岳(1587m)があります。
黒島の名前で呼ばれる有人の島々は、国内で何島あるかご存知でしょうか? 9島あります。大分県にも1島。長崎県には4島。他に岡山、山口、沖縄の各県。そして、今回往訪した鹿児島県の黒島。
ついでに、日本列島4島についで大きい島々は沖縄本島~佐渡島~奄美大島~対馬そして淡路島…。
島の山旅と言えば何と言っても地元姫島でしょう。国東半島山ガイド60座に矢筈山を筆頭に3山もあります。一日で3山登山もゆっくりと可能ですので是非…。
黒島登山もそうでしたが島影が遠くなりますと少々センチになります。それも島の山旅の魅力かも知れません。(あんただけじゃの声が聞こえてきましたが。)
雑学になりましたが島の山旅を少しでもお伝え出来ればと記しました。

(Y本i)
久しぶりの島旅に行って来ました!
鹿児島港をフェリーに乗って三島のひとつ黒島へ向かって出航しました。海に出ると旅だー!っと楽しい気持ちで一杯になります。
目的の黒島に着くまでに竹島、硫黄島に寄ったのですが硫黄島は圧巻でした。以前、鬼界カルデラ関連の番組があり硫黄島もテレビで見ていたのですが、目の前に噴煙を上げている島を直に見ると迫力満点でした。
次の日はA田晴田大明神様の神通力で、ど晴天!絶好の登山日和で黒島でのガブリ岳からカムゴ山、横岳山、櫓岳への縦走をしました。
山道はキチンとあるものの余り人が入っていないのか、登山口から山頂まで藪こぎ状態…。それでも皆なと歩く山は楽しく、足元で鳴り続ける笹の音が雨の音に聞こえて気持ち良く歩く事が出来ました。
所々、視界が開けた所では海が望め島の登山を堪能しました。櫓岳の山頂が整備されていれば360度海が見渡せたはずで、それだけ少し残念でした。
次の日が悪天候でフェリーが出ないとの事で予定を変更して、その日のうちに鹿児島市内へ戻る事になりました。島の時間は短くなりましたが鹿児島市内で美味しい鹿児島料理を堪能できこれまた満足しました。
A田プロデュースの島旅はいつも最高です。今回も思い出に残る旅になりました。ご一緒して頂いた皆さんもありがとうごさいました。早くも次が待ち遠しいです。

(N上)
「島に渡る」そう思うだけでもワクワクする。
海の幸 山頂からの展望 動植物など楽しみもたくさん
 反面 非日常の不便さも感じる
不便さといえば 山に入る キャンプする これも共通項 どこかでシンプルな生活を求めてるんだろうか。
とかなんだかんだ言っても気の良い仲間と時間を共にする幸せ。
今回は天候がものすごく味方してくれたんです^ ^
あー楽しかった♬

(A田)
ある人から島の山旅計画してくれという至上命令が下り、久しぶりに計画。
今回は数あるストックの中から薩摩黒島を選択し、参加者5人(当初6人であったが一人直前にケガのため断念)で新型コロナでの自粛ムードの中、逆に島なら安心ということで決行。

なぜ薩摩黒島だったのか
①島の中央に比較的高い登山対象の山がある(あくまで登山が目的)
②島までの乗船時間が長い(島に渡った感が強い)
③3日で往復できる(ちょうど3連休)
④途中硫黄島を眺めることができる(結構これは大きい)
⑤観光的施設は何もない(店もない絶海の孤島が逆に魅力的)

どうやって見つけるのかと聞かれた
①地図を眺めるのが好きだから(面白そうな島の山も時々探している)
②日本の島ガイドSHIMADASも持っている(島の本としては最強)

それで、今回の島旅は
①思わず参加者が集まったのでうれしかった。
②比較的波が穏やかでデッキからの眺めが楽しめた。(特に帰りは凪で、ずーっとデッキで過ごせた。)
③途中寄港した硫黄島はやはり圧巻だった。
④完璧な水平線に沈む夕日を眺めることができた。
⑤2日間快晴という天気に恵まれた。(やっぱり私は晴れ男だと実感)

肝心の登山は
①ほとんど車の通らない車道を横並びでテクテク歩ける楽しさを味わった
②藪が深かったけれど誰もいない静かな山を堪能できた
③ところどころに眼下の海を眺められるポイントがあるのが良かった
④ほぼ0mからの登山で、登りがいがあった
ほととぎす つぎは どの島めざそうか


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