大崩山系宇土内谷、比叡山

   2017年1月21(土)22日(日) 宇土内谷(大崩山系)、比叡山

【メンバ−】:S水、M田k、M田m、Y井、A南

【コメント】
山岳連盟の氷雪技術研修会があり大崩山系にある宇土内谷へアイスクライミングを楽しみにいってきた
1月に入ってからの冷え込みはイマイチで、1週前の下見ではまったく氷が張っていなかったとのこと!
滝が氷っている確証がなく、土曜日の宇土内谷へ参加したメンバーは、我が会の4名のみであった。
2日目は、比叡に場所を移し、ロッククライミングを!雪の降りしきるなかで、確保やロープワークの研修会が行われた


(A南)
昨年に引き続き氷壁技術研修に行ってきました! 昨年は氷が緩く、氷の下に水が流れているのが見えてたし、今年はどうだろうか…。

当日は事故や工事の通行止めに遭ったりと予定より遅く到着! しかし、心配していた氷はガッチリ凍っており、コンディションはサイコー! 1年ぶりの氷壁にかなりビビりながらアタック(。>д<) 先輩方にバイルやスクリューの使用法を教えていただき、非常に勉強になりました!

二日目は岳連の方と合流し、比叡にてクライミング! みぞれが降るなかのクライミングは初めてで、岩も濡れておりフリクションが全くなくダメダメでした(..) あのコンディションでリードをする先輩方は…とても無理です(笑)…。

この2日間はクライミング三昧で、ちょっとだけレベルアップできた気がします! でもその代わりに、バイルやスクリューなど欲しい物がたくさん増えちゃいました(笑)


(Y井)
アイスクライミングは2年ぶりとあって不安がありましたが、当日は氷の状態も良く、アイゼンワークやバイルの基本的な使い方から、ベルグラ(薄い氷)を割らずにバイルを打つ方法、アイススクリューの使い方や氷に穴をあけて支点の作る方法など多くのことを勉強できました。 自分は縦走用のピッケルしか持ってないので、兼用できるものがほしくなってしまいました・・・

2日目の比叡山もかなり久しぶり。みぞれの中、岳連吉野さんから、カラビナの適切な使用方法、シチュエーション毎の確保の方法やセカンドを上げる際のビレイの仕方などについて講習を受けました。

小雨、みぞれのなか「3KN」というルートにチャレンジ。 ワクワクしつつも、湿った岩壁に苦戦!途中、ビビりすぎて5分くらい動けなくなってしまいました・・・が、M田さんの適切なアドバイスを受け何とか1ピッチを登りきりました。 しかしこの日は天候も悪かったため、ここで終了。 自分のふがいなさにモヤモヤしつつ、いろんな学ぶべき課題をもらえ、収穫は大きかったと感じました。

今回、印象に残ったのは「いろんな道具がほしくなるなー」といった僕に、S水さんが言った 「ひとつの使い方のみに特化した道具をたくさん持っているより、特化していなくても使いまわせる道具と『技術』を持っている方がよい」という言葉です。 豊嶺の先輩方も「登るのは道具やなくて人やからなぁ」とおっしゃっていたことを思い出し、『技術』を磨くことを第一に考えていかなくてはと感じました。

と、いいつつ帰り道に山渓でバイルとグリグリを物色し値札を見て、ため息ついてたのは秘密です。


林道から三段の滝へ
心配していた滝は、ばっちり氷っていた
M田氏がリードでアイスクライミングの練習のためのトップロープを張る
気温が低く氷の硬さは申し分なし!
経験値を積むべくトップロープでクライミングの練習
アイスクライミングをしっかり堪能
雪と強風が吹き荒れる中研修会が行われた。まずは、ロープワーク。
気温が低く、指の感覚がなくなる中でリードするM田氏。
マルチピッチで最も重要な、確保技術の研修。
寒い中でお疲れ様でした。
  【HPへ戻る】
inserted by FC2 system