墓の視察と県南の三山登り














【メンバー】
 興田 I藤 A南

【行程】
 2016年12月18日(日)

 天神原山(995.5m)、鷹巣岳(720m)、小表山(711.7m)
【コメント】
「女人墓改称に向けて」; 興田 勝幸
 12月18日早朝。別府湾の彼方からの朝焼けが本日の晴天を約束してくれた。三重町でA南君と合流。3人での天神原山登山となった。ひとりでも多くの会員に女郎墓の存在と哀れさを知ってもらいたいとの呼びかけでしたが…………。
 旧宇目町教育委員会の女郎墓の案内板には、木浦鉱山の遊女は各地に存在した宿場町の遊女より一層悲惨だったとの掲示がありました。 私が女郎墓の改称にこだわるのは、私自身の女郎に対する解釈にほかならない訳ですが、賛同してくれる方々もいます。そんな方々から勇気をもらったとの思いもあり、豊嶺会のホームページへの掲載もその一助になればとの思いで投稿しました。
辞書によれば女郎とは遊女とあります。遊女と言えばやむを得ず身を売った女性が大半であり、彼女たちの人生は哀れな末期であったろうと推測されます。彼女たちは、木浦鉱山での厳しい労働に耐える鉱夫の不満のはけ口に利用されたのは疑いの余地もありません。男女同権が叫ばれて久しいこの時代、女性蔑視とも受け取れる女郎の名称は早い改称を願ってやまないものです。掲示が宇目町教育委員会であることも気になるところです。文化財と解釈しているにしても、この呼び名は相応しいとは思いませんし、死んだ後も女郎ではあまりにもいたたまれません。豊嶺会の全員がこの件で賛同してくれるとは思いませんが、共通認識をお持ちの方がいるならご指導ご鞭撻をお願いします。年明けと共に、ない知恵を絞ってアクションを起こそうと考えています。なお、お墓そのものは小石を並べた粗末なものですが、当日は一部を除いて大半のお墓にお花が飾られ、また掃除のあともみられ、良く管理されていると感じました。 合掌


【コメント】
「天神原山・小表山」と一夜を語る会で話題にあがった木浦鉱山の女人墓調査! ; A南
 大分百山踏破を目指している自分にとって、1日3山という夢のような企画でした。 大御所お二人と三重町で合流し、いざ木浦鉱山跡へ!
始めに千人マブ?(鉱山の入口のことをマブというらしい)へ行ってみましたが、薄暗い森に大きく口を開けた坑口はかなり薄気味悪くとても中に入る気はしませんでした(・・;)
次に女人墓へ行きましたが、山中にある石をただ並べただけの簡素なお墓がそこらじゅうにあり、注意して歩かないと踏んでしまいそうになるほど。昔、この場所で打ち捨てられた女性たちのことを思うと、さぞ無念だったろうと…。
 研修が終わりここから登山開始!落葉した自然林の中を40分ほど歩いたら天神原山登頂! この日は展望が良く、三人であれが大崩山じゃ!ならこれは新百姓じゃ!と山当て合戦(^-^) 登山口まで戻り本日2座目の「小表山」へ!意外なことに岩山で鎖場や懸垂下降ありのハードな山でした!史跡研修と大分百山の3座を登れる大変為になる山行でした(^o^)
写真

お墓

お墓2

女郎の墓

千人間府

千人間府2

鷹巣岳

鷹巣岳から傾山

鷹巣岳から由布・鶴見

鷹巣岳山頂

鷹巣岳山頂直下

天神原山頂

墓説明

木を食べる木
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