8月例山行
祖母傾山系サマン谷遡行

   2016年8月21日(日)  サマン谷(祖母傾山系)

【メンバ-】:(CL)S水、O田、I藤、A田、K斐、A南、S藤g、Y原

【登山行程】
尾平(8:15)→サマン谷入渓(8:35)→分岐F1(8:45-9:25)→チョクスト-ン(9:55-10:20)
→大休止(11:10-11:55)→遡上終了(12:00)→林道(12:20)→尾平(13:00)

【コメント】
(K斐)
沢登りは去年参加出来ず今年が初体験でした。
実は今回大失敗をしていしまいました。
去年アルプス遠征した際、関東の山岳会の方から 「沢登りには中学生が履くムーンスターのジャガーシグマという靴が最適」 という話を聞き、ネットで調べると結構使っている人が多い。
しかも2400円とコストパフォーマンスが高い。

山道具好きの自分としては、沢登りで試してみたくなりさっそく購入。
今回人柱となり試してみました。

結果は乾いた岩、コケはいいですが、濡れたコケ、水中のヌルヌルした岩はアウトでした。
早々に「こりゃだめた」となり、S水さんの麻で編んだ自家製わらじを借り事なきを得ました。
久しぶりに道具で失敗したのはショックでしたが、よくよく調べると、関東の沢では確かにいいよう。
しかし、祖母傾のような花崗岩の沢ではアウトとのこと。
よく調べずに飛びついた自分の失敗でした・・・
S水さん、感謝です。
次回はちゃんと靴買います。

とは言え、初の沢登りは予想以上に楽しく充実したものでした。
自分のようにまだ経験がない方、ぜひとも来年は行きましょう。
もう既に来年の沢登りが待ち遠しいです。

(Y原)
初めての沢登りに、少し緊張して臨みました。
連日の煮えるような暑さ、カンカン照りの太陽と、コンディションはばっちり。
そんな酷暑の最中にあって、澄んだ沢の水は冷たく心地よく、別世界のようでした。
夏は沢、とやみつきになる気持ちが分かった気がしました。
岩をよじ登って遡上していく面白さもさることながら、 滑らかな自然の造形美、岩肌をすべる水の美しさに思わず絶句しました。
大分にはまだまだ自分の知らないきれいなものがたくさんあるのだと、久しぶりに感動したできごとでした。
忘れられない夏の記憶になりました。
ただひとつ、最後の滝で尻込みして巻いてしまったことを後悔しています…。
腕力を鍛えて、いつの日かリベンジしたいです!

道具を貸していただいたり、救いの手を差し伸べていただいたりと、 今回も豊嶺会の先輩方の優しさに盛大に助けていただきました。
ありがとうございました。

遡行経路図(クリックして拡大)

尾平にて岳連関係者とあいさつ
当会が先発隊として出発
川上本谷入渓
激流を遡る
年季の入った赤ヘルとこんな時しか着れないインタ-ハイの赤シャツ。S水氏とお揃い。
サマン谷入渓
10mF1に到着
リ-ダ-S水氏がトップで登る
続くI藤氏
沢も岩も初体験Y原嬢であったが、難なくクリア
こちらも沢初体験のK斐氏は、豪快に突破
順番まだかなぁ~
F1上部より順番待ちの岳連関係者
4段連続小谷のF2上部より
4段目の釜の淵を歩く
F3取付きの小ゴルジュをいっぱいいっぱいのステミングでA田氏
F3は右手スラブをゴボウ登り
小さなナメ斜滝はイグアナ登りでK斐氏
A南氏はヤモリか?
ゴルジュ帯に突入。見事な開脚S水氏
続くK斐氏、A南氏
続くS藤g氏の軽々ステミングとY原嬢の泳ぎ
上部より
やってきました難関チョックスト-ン
トップS水氏が50代後半とは思えないぎりぎりの開脚でなんとか突破
続くメンバ-は肩に乗りながら引きづりあげる
順番待ち
まだまだゴルジュが続く。Y原嬢のブリッジング柔らかい
足の長さ、硬さを自覚しないI藤氏は最初ステミングで
でもやっぱりブリッジングに変更
続くK斐氏は無難にブリッジングで
F4は巻き、さて、F5のシャワ-クライミングはどうするか
皆が冷水シャワ-に躊躇するなか、挑戦するのはA南氏
激流にもがきながら攀じ登る
なかなか手強いぜ
K斐氏もゴボウ気味になりながら激登り。他の人は高巻き。
終了点手前のナメで昼食。
まどろむ
本日のメンバ-です。
尾平に戻って解散式です。お疲れ様でした。
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